Cindy's Blog

アマゾンで働いているエンジニアの日常

プログラマが知るべき97のこと (日本語) の読書感

プログラマが知るべき97のこと

プログラマが知るべき97のこと


会社の先輩に、この本「プログラマが知るべき97のこと 」が勧められて、頑張って2回読み終わらせました。

とても叡智を感じています。すでに今実行している方法も、プロの言葉で一回見ると自信は付きますし、今までとくに注意していなかったことも、 分かりやすくその危険性を書いています。今後は心掛けます。



また、この本の中で Andy Hunt と Dave Thomas の著書「達人プログラマー

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道


が何度も何度も出ましたので、次に読む本にしたいと思います。

5つとても印象に残ってこれからも実践したい項目を記録したいと思います。

コーディング規約を設ける目的の1つは、誰も、自分の書いたコードを「私物化」できないようにする

非常に説得力がある言葉だと思います。


優れたものは、すべてシンプル

・可読性
・保守性
・開発効率
・美しさ→ シンプル:個々の部分が担う責務を最小限に
  コードは設計であるということ。
常に人に見せる気持ちで書かないと。


学び続ける姿勢

①本当に身につけたい技術は、コードを自ら書き、手を動かして学ぶ。
②常に自分よりレベル高い人と仕事をするようにする。
③ミスをした時、バグ修正をした時、システムに何かの問題を発見したときには、ただ解決するだけでなく、深く理解するように努める。

④静的分析ツールを実行する。
⑤毎年1つ新しい言語を学ぶ。少なくとも、毎年1つは新しい技術、ツールについて学ぶ。
⑥新しく学ぶのは、必ずしもコンピューター関連技術でなくても構わない。システムが応用されるドメインについて学ぶことも重要である。

オープンソースプロジェクトに参加

自分と興味を同じくする人に出合えるというのも、大きな利点の一つ。更に、能力を存分に発揮し、プロジェクトに大きく貢献すれば、それは立派な「実務経験」となる。

また、参加の方法もとても簡単で、開発に必要なツール群(ソースコード管理ツール、エディタ、プログラミング言語、ビルドシステムなど)を学べばいい。

プロのプログラマの姿勢

要するに、自分が責任をという態度、責任感
①キャリアに責任を持つというのは、自分の力で自分の価値を高め、成長していくということ
②プロのプログラマは、QA(品質保証チーム)に問題を見つけるもらおうとは考えません。徹底的にテストをし、「絶対にもう問題など見つかるはずがない」と思えるまで、コードをQA (つまり他人) には回さない。
③プロのプログラマはチームプレイヤー。一人一人が自分の仕事だけではなく、チーム全体のアウトプットに責任を持つ。
④間に合わせのいい加減な仕事はしません。(コードの可読性なども妥協しない)